コットン高配合の国産水彩紙 ホワイトアイビス水彩紙 中目をご紹介します。

どういう特徴があるのか知りたいと思う方のために、試してみて感じたことや特徴をまとめてみました。

ちなみにこのブログのキャラクター『あお』の推し紙という設定です。

あお

ぼくの推し紙!!いろんな水彩技法を使いやすい水彩紙だよ!

ホワイトアイビス水彩紙中目の基本情報

原材料良質パルプにコットンを高配合
厚み300g/m2
紙目中目(cold press) ※細目も有り
紙色ホワイト
価格帯コットン混合の中では普通
ラインナップブロック・スケッチブック・パッドタイプ・ポストカード
色紙・A4カット判
メーカーHOLBEIN

ホワイトアイビス水彩紙中目の特徴

表面・裏面で水彩技法を試しました

ホワイトアイビス水彩紙中目 表面 様々な技法試し
ホワイトアイビス水彩紙中目 表面
ホワイトアイビス水彩紙中目 裏面 様々な技法試し
ホワイトアイビス水彩紙中目 裏面
ホワイトアイビス水彩紙中目 表面 様々な技法試し 紙目強調加工
ホワイトアイビス水彩紙中目 表面 紙目強調加工
ホワイトアイビス水彩紙中目 裏面 様々な技法試し 紙目強調加工
ホワイトアイビス水彩紙中目 裏面 紙目強調加工

水彩技法を試して感じた特徴

紙の色クリーム色
はじきの強さはじかない はじく
表面の荒さ細目 荒目
凹凸浅い 深い
目の荒さは中目くらいだけど凹凸が深いので荒く感じます。
表面の硬さ軟らかい 硬い
めちゃくちゃ硬くないけど、凹凸がが深いから硬く感じやすいです。
乾きの速さ速い 遅い
速いように見えて乾ききってなくて、にじむことが良くあります。
重色出来ない 出来る
重色が美しいです
リフトアウトSt色 出来ない 出来る
G色 出来ない 出来る
St色とG色の差が大きく出ました。St色をリフトアウトするのは困難です。
マスキングインクシュミンケ 出来ない 出来る
ホルベイン 出来ない 出来る
マスキングテープ出来ない 出来る
ドライブラシ難しい 簡単
ドライブラシがきれいにできます。凹凸が深くて作りやすいです。
消しゴム耐性ない ある
色鉛筆目の奥まで塗れる 塗れない
凹凸が深く、色鉛筆をザラザラした表現として使うのはありです。
塗りつぶして使うのなら細目がおすすめです。
ミリペン描きやすい 描きにくい
ざらざら感強く凹凸にペン先持っていかれがちです。
表裏で余り差はないです。
ぼかしにじみ広がらない 広がる
分離色との相性表 分離しにくい 分離しやすい
裏 分離しにくい 分離しやすい
グラデーション難しい 簡単
多分もう少し丁寧にやればもっときれいになるかも
にじむくせに乾きが速いからどうかな…
三原色発色はいいです。重色がきれいにできます。

ホワイトアイビス水彩紙中目のメリット・デメリットと総評

メリット・デメリット

メリット
  • 重色が美しい
  • 目が荒く(凹凸が深く)様々な水彩技法を使いやすい(風景画に合いそう)
  • 国産で手に入れやすい
  • 細目もあり商品ラインナップも豊富で選べる
デメリット
  • 凹凸が深いので細かい絵やイラストには余り向かない
  • リフティングは出来ない、修正はしにくい

総評

様々な水彩技法が使える水彩紙で、水彩画を描きたい人に手に取って欲しい紙だと思いました。けどリフティングできないので、修正が難しくそこら辺をどう折り合いをつけるかがこの紙との付き合いになりそうです。コットン紙よりもリフティングできない感じはします。

乾くのが早いように見えて乾いてなくて、にじむ現象が発生するので、細かい絵を描くときは注意が必要です。にじんではみ出してもリフティングがほぼ出来ないので修正は難しいです。

静物画や風景画など水彩表現をより活かして描く時に積極的に使いたい紙です。重色が美しいので、重色の表現を使いたいときにもいい紙だと思います。外でさっと描くスケッチに向きそうな紙です。

重ね塗りに強いので、上から重ねて描くことを前提とした不透明水彩にも向いていそうです。今度試してみたいです。

あとがき

2017年に発売された比較的新しい国産水彩紙です。

この紙の特徴を生かして重色をを多用した塗りなどで、この紙と積極的にお友達になりたいと思います。

最近細目も発売されたので、その内レビュー記事を投稿したいと思います。